松山69好発進 丸ちゃん予想的中

 「全英オープン・第1日」(17日、ロイヤルリバプールGC=パー72)

 2度目の出場でメジャー初制覇を目指す松山英樹(22)=LEXUS=は、小田孔明(36)=フリー=とともに5バーディー、2ボギーの69で回った。腰の手術を経て今季メジャー初出場のタイガー・ウッズ(米国)も69で上々のスタートを切った。初出場の小林正則は78。

 最初のバーディーは3番だった。ティーショットが正確にフェアウエーをとらえ、残り130ヤードの2打目をピン上1メートルにぴたり。松山は冷静にバーディーパットを沈めた。

 「良かったと思う。緊張することなく普通に回っていた。午前中はショットが良くて、バーディーチャンスをつくれた。午後はショットが乱れて苦しくなった」と振り返った。

 練習ラウンドからコースに同行していた米ツアー3勝の丸山は本番3日前に予言していた。「松山はこれからどんどん調子を上げていく。ピークを本番に合わせる能力と集中力がすごいから」。その通りのラウンドだった。

 取り組んでいるのは、短い時間で数種類のトレーニングを次々とこなすサーキットトレ。筋肉をつけるために最も適した方法だ。昨年、米ツアーに参加して痛感したのが、一流選手に比べて劣る体格。日本では突出している飛距離が、米国では通用しなかった。その差を埋めようとし、今季、米ツアー優勝として結実した。

 2度目の全英。3アンダーで折り返し、12、13番で連続ボギーをたたいたものの、16、18番でバーディーを奪う底力を発揮。松山の頂点を目指した戦いが始まった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス