日本代表トンプソン 準々決勝敗退後、大泣きの息子に「気持ちが高ぶった」

トンプソン・ルーク
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 ラグビー日本代表のトンプソン・ルーク(38)が4日放送のMBS「ミント!」のインタビューで、準々決勝敗退後、息子の泣き顔を見たときの心境を語った。

 南アフリカとの決戦に敗れ、ベスト8でW杯を終えた日本代表。試合後、トンプソンはスタンドで観戦した3人の子供たちを抱き下ろして優しくハグ。すべてをささげてきた時間が終わった瞬間を子供たちとかみしめたが、1人息子が大泣きしている様子も中継映像で流れ話題となった。

 トンプソンは、そんな息子について「気持ちが高ぶりました。試合に負けて息子が泣いた。彼は負けた試合見て、初めて泣いた」と息子の思いを受け止めたことを振り返り「でも素晴らしい景色を家族と一緒に見られたのは、すごいメモリー」と話した。

 ニュージーランドが母国のトンプソンは日本国籍を取得し、日本代表としてプレーしてきた。息子がラグビーの代表になるなら、日本代表か、母国のニュージーランドとどちらになるかという気の早い質問をぶつけられると、笑いながら「どっちでも、それは彼の判断。彼がラグビーをしたければ応援します。ほかのスポーツをやりたかったら応援する。僕から彼にプレッシャーをかけることはない。僕は日本が大好きだけど、それは彼の判断。両方、大丈夫です」と本人の判断に委ねると明快に答えていた。

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