イングランド、豪州破り4強!前回大会の屈辱晴らす エディーHC「修正できた」

 「ラグビーW杯・準々決勝、イングランド40-16オーストラリア」(19日、昭和電工ドーム大分)

 世界ランキング3位のイングランドは同6位で前回準優勝のオーストラリアを40-16で下し、2007年以来となる3大会ぶりの4強入りを果たした。3連覇を狙う同1位のニュージーランドは同4位のアイルランドから7トライを奪い、46-14で快勝した。ニュージーランドとイングランドは26日の準決勝(日産スタジアム)で対戦する。

 イングランドが攻守両面で充実ぶりをアピールした。前回大会はオーストラリアに屈し、ホストチームとしてW杯史上初の1次リーグ敗退。今回は完勝で屈辱を晴らし、4強へ。SOファレル主将は「イングランドのためにプレーでき、誇らしい」とあふれる思いを言葉にした。

 後半2分にトライを取られ、17-16と1点差に。ここで崩れないのが今のイングランドだ。3分後にラインアウトから大きく展開し、プロップのシンクラーが相手防御の隙間に走り込んでトライ。同18分には波状攻撃に遭うも密集で球を奪ってピンチを脱した。

 前回は日本代表を率いたジョーンズ監督は「問題があったときに、うまく修正できたことがうれしかった」とご満悦。4年前の悲劇を知るSHヤングズは「前回と全く違う道をエディー(ジョーンズ監督)と歩んできた」と自信満々に笑った。

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