ラグビーW杯2試合中止で順位決定 B組はニュージーランド1位、南ア2位
ラグビーW杯の1次リーグ「ニュージーランド-イタリア」(12日、豊田スタジアム)と「イングランド-フランス」(12日、日産スタジアム)の2試合の中止が決まったことにより、1次リーグB組、C組の準々決勝進出チームと上位順位が確定した。
1次リーグの試合が予定日にキックオフできず中止になった場合は、引き分け扱いとなり両チームに勝ち点2が加えられる。それを踏まえて各組を見ていく。
【B組】
南アフリカが勝ち点15で、順位は未定ながら2位以上を確定させていた。ニュージーランド-イタリアの結果で最終的な順位が決まる予定で、イタリアにも逆転進出の可能性があったが、試合が中止になったことでニュージーランドが勝ち点16で1位。南アフリカが同15で2位となった。イタリアは同12で3位が決まった。
なお日本が入っているA組の1位チームは2位の南アフリカと、2位チームは1位のニュージーランドと準々決勝で対戦する。
【C組】
すでに、イングランドとフランスの準々決勝進出は確定していたが、両者の直接対決で順位が決まる予定だった。その試合が中止になり、両チームに勝ち点2が加わったことで、イングランドが勝ち点17で1位、フランスが勝ち点15で2位となった。
なお、A組で13日に行われる日本-スコットランド(日産スタジアム)は当日朝に状況を見極め検討した上で開催可否が発表される。