主力温存のスコットランドが9トライの圧勝 勝ち点5獲得 2戦連続完封と守備も鉄壁

 前半、パスカットから、そのままトライを決めて喜ぶスコットランドのG・ホーン
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 「ラグビーW杯・1次リーグA組、スコットランド61-0ロシア」(9日、静岡スタジアム)

 日本と決勝トーナメント進出を争うスコットランドが「控え組」ながらも、9トライを挙げる猛攻で圧勝。4トライ以上に与えられるボーナスポイント1を加えて勝ち点5を獲得した。

 スコットランドは、中3日で迎える13日の日本戦(日産スタジアム)を見据えて、SHグレイグ・レイドロー、SOフィン・ラッセル、FBスチュワート・ホッグら主力を温存。9月30日のサモア戦から先発14人を入れ替えて臨んだが、前半SOアダム・へースティングズの2トライなどで3トライを挙げてリード。

 後半早々、SHジョージ・ホーンのこの日2トライ目を挙げ、計4トライを獲得。この後も猛攻を加え、ホーンのハットトリックをマークするなど、ロシアを寄せ付けなかった。守ってもサモア戦に続く2試合連続の完封となった。

 A組はこれで、日本が無傷の3連勝で勝ち点14として首位。アイルランドが2勝1敗の同11で続き、同じく2勝1敗のスコットランドが同10とした。

 日本にとって、13日のスコットランド戦は悲願の決勝トーナメント進出をかけての大一番となった。

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