被災地・釜石が熱狂 ウルグアイが格上フィジーを下す

 フィジーを破り、喜ぶウルグアイ代表の選手ら=釜石鵜住居復興スタジアム
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 「ラグビーW杯・1次リーグD組、ウルグアイ30-27フィジー」(25日、釜石鵜住居復興スタジアム)

 世界ランキング19位のウルグアイが、同10位で格上のフィジーを振り切り、白星スタートした。

 釜石市は日本選手権7連覇でかつて日本ラグビー界をけん引した新日鉄釜石(現釜石シーウェイブス)の本拠地。東日本大震災で甚大な被害を受け、新設されたスタジアムで行われた一戦は、フィジーが先制したものの、ウルグアイがすかさず逆転。前半を24-12でリードした。

 後半はPG2本のみのウルグアイに対し、3トライのフィジーが追い上げたが、3点差でウルグアイが逃げ切った。

 試合前には、両チームの選手をはじめ関係者やスタンドの観客が震災犠牲者に黙とうをささげた。

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