まさに“不死鳥”アイススケート高橋大輔、引退4年後に現役復帰…その挑戦の軌跡

アイススケート、バンクーバー五輪男子銅メダリストの高橋大輔が、現役引退4年後の18年に電撃現役復帰。そして魅せてくれた魂の演技。果敢に挑戦し続けた姿をデイリースポーツ紙面で振り返ります。

公開日:2019.12.23

引退から4年…32歳で現役に電撃復帰

2018年7月2日デイリースポーツ紙面

 フィギュアスケート男子の10年バンクーバー五輪銅メダリストで、14年10月に現役を引退した高橋大輔(32)が1日、都内で会見し、18~19年シーズンから現役復帰することを表明した。

高橋大輔、現役復帰 1年限定の3本一発勝負「次に進むためにもう一度と思った」

 「不安は100%あるけど、すごく楽しみな気持ち。一からのチャレンジャー。誰かのためではなく、自分だけのためにやりたい」

高橋大輔、現役復帰 1年限定の3本一発勝負「次に進むためにもう一度と思った」

 現役生活は「一年限定のつもり」。22年北京五輪挑戦の意思も現在はない。近畿選手権(10月、尼崎)、西日本選手権(11月、名古屋)を勝ち抜いて全日本選手権(12月、大阪)出場を目指す方針。国際大会出場も頭になく「3本1発勝負」と力強く語った。

高橋大輔、現役復帰 1年限定の3本一発勝負「次に進むためにもう一度と思った」

しかし現役復帰後“初滑り”となるはずのアイスショー前に肉離れ。演技を見せることはできませんでした。

高橋大輔 復帰表明後“初滑り” 左足肉離れで演技披露できず「きっちり治したい」

 フィギュアスケートのアイスショー「フレンズオンアイス」(24日初日・新横浜スケートセンター)の公開リハーサルが23日、行われた。

高橋大輔 復帰表明後“初滑り” 左足肉離れで演技披露できず「きっちり治したい」

 今季、4年ぶりに現役復帰する32歳の高橋大輔(関大KFSC)は直前の左足内転筋肉離れで演技はしなかったものの、スケート靴を履き、復帰表明後、公の場で“初滑り”。

高橋大輔 復帰表明後“初滑り” 左足肉離れで演技披露できず「きっちり治したい」

 「演技できなくて本当に申し訳ありません。きっちり治していきたい」

高橋大輔 復帰表明後“初滑り” 左足肉離れで演技披露できず「きっちり治したい」

復帰戦で3位「充実した時間」

2018年10月8日デイリースポーツ紙面

 「フィギュアスケート・近畿選手権」(7日、尼崎スポーツの森)
 男子ショートプログラム(SP)で4年ぶりに現役復帰した高橋大輔(32)=関大KFSC=が復帰初戦ながら77・28点をマークし、首位発進した。大きなミスなく演技を終え、会場からの大歓声を浴びた。

高橋大輔が“勝負の銀盤”に帰ってきた 4年ぶり実戦!SP首位発進「すごく幸せ」

 「めちゃめちゃ緊張しました。こんなに足がフワフワガクガクしたのは、それこそ4年ぶりくらい」

高橋大輔が“勝負の銀盤”に帰ってきた 4年ぶり実戦!SP首位発進「すごく幸せ」

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