「平昌五輪・スピードスケート女子・マススタート・決勝」（２４日、江陵アイスアリーナ）
　新種目のマススタートが行われ、女子の決勝で高木菜那（２５）＝日本電産サンキョー＝が優勝した。高木菜は団体追い抜きに続いて今大会二つ目の金メダルで、五輪で日本の女子選手が同一大会「金」２個を獲得するのは夏季を含めて史上初。

　今大会３色のメダルを獲得した妹・美帆と比べられ続けた競技人生。振り返れば葛藤も多く、ねたんだ時期もあった。

　しかし、今は違う。「妹を誇りにも思うし、２つのメダルが刺激になった。（自分は）個人種目では戦えなかったけれど、新しい種目で結果を残せた。『美帆だけじゃなくて、菜那もいるんだぞ』と見せられた」と最高の笑顔で語った。

　高木菜那選手（２５）が平昌五輪スピードスケート女子マススタートの初代女王に輝いた２４日夜、芸能界も喜びに沸いた。

　２０１６年以来、菜那・美帆姉妹と親交がある歌手の家入レオ（２３）は、菜那選手の激烈スパートからの鮮やかなゴールに大興奮。「高木菜那選手がゴール後、やったー！と叫ぶ姿に、私も同じように思わず叫んでしまいました。本当に嬉しいです。個人種目での金メダル、本当におめでとうございます！」と感激のコメント。

　同じく姉妹と親交がある５人組ロックバンド「ｗａｃｃｉ（ワッチ）」の橋口洋平（３４）は、ツイッターで「うおおおおお！！！！泣」「金メダル！！！高木菜那選手！！」と歓喜の雄たけびを上げた。