栃ノ心が平幕優勝! 大ケガ乗り越え苦節12年 歓喜の涙 

 大相撲初場所は平幕の栃ノ心が初優勝で幕を閉じた。2013年には大ケガで幕下に降下する苦難を味わったが、見事にはい上がり、チャンスをつかんだ。ジョージア出身では初めてで、欧州出身では3人目となった。

公開日:2018.1.29

 自身は「僕が悪いから…」と門限を破りを繰り返したことを反省。気持ちを入れ替えて相撲に向き合うきっかけになったようだ。

2013年名古屋場所 右膝靭帯断裂…4場所連続休場し関取の地位を失う

2013年7月12日デイリースポーツ紙面

 5日目の徳勝龍との取組で勝利したものの、右膝の靭帯を断裂し休場。手術を受け、入院し3カ月半土俵に立てなかった。4場所連続休場となり、前頭11枚目だった番付は幕下55枚目まで下がった。

復帰後は4場所連続優勝、8場所ぶりに幕内復帰

 「大相撲秋場所・千秋楽」(28日、両国国技館) 元小結で西十両5枚目の栃ノ心(26)=春日野部屋=が、2006年春場所の把瑠都以来5人目の十両15戦全勝優勝を果たした。

栃ノ心が十両全勝V 把瑠都以来5人目
栃ノ心が十両全勝V 把瑠都以来5人目
2014年9月29日デイリースポーツ紙面

 何度も引退を考えたというが、復帰後は幕下を2場所連続全勝優勝で通過。十両も2連覇し、幕内に戻ってきた。

2015年春場所、“地獄から復活”横綱挑戦25度目で初金星

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