稀勢の里、横綱ワーストでの引退危機…奇跡2場所連続Vから狂い始めた歯車

大相撲の18年初場所、横綱稀勢の里が6日目から途中休場。これで5場所連続休場となり、横綱在位期間ワーストでの引退も現実味を帯びてきました。あの奇跡の2場所連続Vで何かが狂ってしまったのでしょうか。

公開日:2018.1.22

【17年春場所】感動の2場所連続Vから狂い始めた歯車

2017年3月27日デイリースポーツ1面

 「大相撲春場所・千秋楽」(26日、エディオンアリーナ大阪)
 新横綱稀勢の里(30)=田子ノ浦=が奇跡の逆転優勝を飾った。13日目に左肩周辺を負傷しながら強行出場。1差で追走していた大関照ノ富士(25)=伊勢ケ浜=を突き落として2敗で並ぶと、優勝決定戦では小手投げで仕留め、2場所連続2度目の優勝を決めた。

稀勢の里、列島涙の奇跡大逆転V まるで貴乃花…左肩の激痛に耐え抜いた

 優勝インタビューでは「本当に支えてくれる人のおかげ。すいません。言葉にならない」とまた号泣した。優勝賜杯、総理大臣杯を受け取ると、左肩の痛みに顔をしかめた。

稀勢の里、列島涙の奇跡大逆転V まるで貴乃花…左肩の激痛に耐え抜いた

 人目はばからず流した涙の意味を問われ、「見苦しい姿を見せて申し訳ない」と武骨な横綱は照れ笑いを浮かべた。連日満員札止めの観衆を魅了し、最後に大きな感動を与えた大阪春の陣。鉄人横綱として相撲史に新たな歴史を刻み、「稀勢時代」が幕を開けた。

稀勢の里、列島涙の奇跡大逆転V まるで貴乃花…左肩の激痛に耐え抜いた
優勝の稀勢の里、一夜明け「忘れられない場所になった」

 左上腕部などを負傷している稀勢の里が16日、休場中の春巡業を全休する方向となった。

左上腕部などを負傷の稀勢の里が春巡業全休へ「治すことに専念」

 4月上旬から四股などの稽古は再開。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は「夏場所に向け、今はけがを治すことに専念してもらいたい」と述べた。

左上腕部などを負傷の稀勢の里が春巡業全休へ「治すことに専念」

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