稀勢の里、横綱ワーストでの引退危機…奇跡2場所連続Vから狂い始めた歯車

大相撲の18年初場所、横綱稀勢の里が6日目から途中休場。これで5場所連続休場となり、横綱在位期間ワーストでの引退も現実味を帯びてきました。あの奇跡の2場所連続Vで何かが狂ってしまったのでしょうか。

公開日:2018.1.22

稀勢、復活ロードに暗雲 嘉風相手に 2勝7敗…左腕力入らず「あー!!」

 「大相撲名古屋場所」(9日初日、愛知県体育館)
 左上腕部などの負傷で夏場所を途中休場した横綱稀勢の里(30)=田子ノ浦=が1日、名古屋市の二所ノ関部屋で二所ノ関一門の連合稽古に参加し、2日連続で小結嘉風(尾車)と三番稽古を行い、2勝7敗と精彩を欠いた。

稀勢、復活ロードに暗雲 嘉風相手に 2勝7敗…左腕力入らず「あー!!」

 稀勢の里の悲痛なうめきが稽古場に響いた。「あー!!」。三番稽古の9番目、立ち合いで顔をしかめ、左腕をかばうように自ら土俵を割った。そのまま稽古は終了。一門の総帥、二所ノ関親方は「最後がどうだろ。心配だね。本調子じゃないな」と患部を悪化させた可能性も示唆した。

稀勢、復活ロードに暗雲 嘉風相手に 2勝7敗…左腕力入らず「あー!!」
稀勢に“無期限休場”勧告 八角理事長「(完治まで)あと何場所かはいい」

 「大相撲名古屋場所・6日目」(14日、愛知県体育館)
 横綱稀勢の里が日本相撲協会に「左足関節靱帯(じんたい)損傷で約3週間の安静加療を要する」との診断書を提出し、休場した。5日目に平幕の勢に3敗目を喫した際に左足首を痛めた。休場は2場所連続3度目。

稀勢に“無期限休場”勧告 八角理事長「(完治まで)あと何場所かはいい」

 前夜、そして朝と師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)と話し合い、休場を決断。愛知県長久手市の宿舎で対応した同親方は「足首が腫れ、『相撲を取る状態じゃない』と話していた」と代弁した。

稀勢に“無期限休場”勧告 八角理事長「(完治まで)あと何場所かはいい」

 八角理事長もトップとしての判断を示した。「できるかなではなく、できる状態に治して、それから稽古。休む勇気も必要。中途半端に出るのではなく、出てきたときにきっちり結果を残す。それが横綱の責任だ。中途半端ではなく、15日間戦える体にしないと。あと何場所とかはいい」。秋場所どころか、完治まで無期限休場を勧告した。

稀勢に“無期限休場”勧告 八角理事長「(完治まで)あと何場所かはいい」

【17年秋場所】稽古では本来の力強さなく…全休

稀勢の里、妙義龍相手に「くそー」 何度も寄り切られ…

 「大相撲秋場所」(10日初日、両国国技館)
 2場所連続で途中休場の横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦=は5日、都内の尾車部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加し、十両の妙義龍(境川)、矢後(尾車)を相手に13番取り、10勝3敗。

稀勢の里、妙義龍相手に「くそー」 何度も寄り切られ…

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