大坂なおみがまさかの2回戦敗退…世界144位の18歳ポハンコバにストレート完敗 冷静に敗戦受け止め「平和な気持ち」ド派手真っ赤衣装も7年ぶりVならず 東レパンパシフィックOP

 「テニス女子・東レ・パンパシフィック・オープン」(29日、有明コロシアム)

 2回戦が行われ、世界19位の大坂なおみ(フリー)は、同144位のミア・ポハンコバ(18)=スロバキア=に3-6、5-7で敗れた。19年大会以来の優勝とはならなかった。

 立ち上がりこそリードして進めたが、昨年のウィンブルドンジュニア優勝者で18歳の粘り強いプレーに徐々に押され始め、中盤に逆転を許した。その後はダブルフォルトや、チャンスボールがアウトになるなど自身のミスも連発。両手を広げてため息をつくなどフラストレーションを募らせ、最後まで流れを取り戻せずにストレート負けを喫した。

 試合開始前は、ド派手な真っ赤な衣装でコートに登場した。ガウンのような形で袖と裾には大きなフリルが付き、ドレスのように地面に付くほど垂れ下がった個性あふれるデザイン。27日の初戦は鶴が描かれた青い羽織を披露しており、2戦連続のド派手衣装で会場を沸かせた。

 試合後の会見では、冷静に2回戦敗退を総括した。自身を幼少期から見て育ったというポハンコバのコメントには「本当に光栄。自分も同じように尊敬する先輩について話してきた」と喜び、「(自分は)悪いプレーはしていなかったが、彼女の方が良いプレーをしていた」と受け止めた。

 試合ごとに披露する衣装へのこだわりも明かした。「なにか物語をみなさんにお伝えしたいと思っていた。NBAやWWEでは工夫をこらしたドラマチックなファッションを披露して、それをファンの皆さんが喜んで、常に話題になっている。それをテニスの世界にも持ち込みたかった。テニスに興味がない人も入ってこられるのではないかなと思う。テニスとファッションが融合することは自分も楽しめる」と語った。

 今大会が年内最終戦。1週間ほどの短いオフをはさみ、来季へ向けて再始動する予定だ。グランドスラムなどのトップレベルの試合については「決勝に進みたいという気持ちは私の中にもあるけど、今実際に自分がその状態ではないんだろうなとは思う」と本音をのぞかせつつ、「ただやりたい気持ちはまだまだ残っている。実際に、非常にいいテニスができていると思う」と、現役続行に強い意欲を示した。

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