体操・岡慎之助が鉄棒で銀 大会最後に真骨頂! 「ようやく取れた」個人種目初の表彰台に笑み
「体操・世界選手権」(25日、ロッテルダム)
種目別決勝後半が行われ、男子鉄棒で岡慎之助(22)=徳洲会=が14・800点で銀メダルを獲得し、川上翔平(徳洲会)が14・600点で4位となった。唐嘉鴻(台湾)が14・966点で初の世界一。平行棒で橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)が14・600点で4位、岡が5位。鄒敬園(中国)が2年連続5度目の頂点に立った。女子平均台で岡村真(相好ク)は8位。カイリア・ネムール(アルジェリア)が初優勝し、段違い平行棒との2冠に輝いた。床運動でクレア・ピース(米国)が初制覇した。
大会のフィナーレを飾る男子鉄棒で、岡が銀メダルをつかんだ。真骨頂の美しい演技でスペシャリストの争いに割って入り「メダルを目標にこの1年やってきて、ようやく取れた」と一息ついた。悔しさが先行した2度目の世界選手権で、個人種目初の表彰台に笑みがこぼれた。
「コールマン」など三つの離れ技を成功。両手の間に脚を通し、背面に回る「チェコ式車輪」の滑らかさに客席は沸いた。難度は決勝で8人中5番目だったが、実施点はトップ。14・800点で並んだロシア選手を完成度の差で上回った。
鉄棒とともに得意の平行棒では5位だった。圧倒的な強さを見せた鄒敬園の安定感に「人間の動きじゃない。異次元の練習をしないと超えられない」と少年のように笑った。2024年パリ五輪で3冠に輝いてもなお、追いかける背中がある。
