久保凛が悔し涙の4位「うまくいかなかった」52年ぶりメダルまでわずか0秒12差「想定できていなかった」最初1周66秒の異例超スローペース、スパート勝負食らいつくも表彰台届かず【アジア大会】

 「アジア大会・陸上」(29日、パロマ瑞穂スタジアム)

 女子800メートル決勝が行われ、日本記録保持者の久保凛(18)=積水化学=は2分5秒46で4位に終わり、日本勢1974年テヘラン大会の河野信子(金)以来52年ぶりのメダルはならなかった。3位までわずか0秒12差だった。

 日本選手権3連覇、日本の絶対女王として挑んだ舞台。前日の予選では2組4着で決勝進出を決めた。上位3着以内に入ることはできなかったが、タイム順で突破を決めていた。

 8レーンでスタート。集団の中盤外側あたりで1周目を運んだ。スタートから誰も飛び出さず、8人が完全な集団で最初の1周を通過。66秒のスローペースから一気にペースが上がった中で久保は5番手から上位進出を狙った。2周目一気にペースが上がった中で必死に食らい付いたが、最後の直線で4番手に浮上したが、メダルも見えていた中でわずかに及ばなかった。ゴール後は観客の拍手に手を振って応えた。

 レース後は「今回、自分的には前でレースを進める自信がなかったので、後ろにつくレースをしたいと思っていたが、予想以上にスローペースになってしまった。想定できていなくて、ラストの最後のところでキレがなかった。順位もレース内容もうまくいかなかった」と、悔し涙。社会人1年目。「今シーズン大変な時期があったけど、大変な中でも2試合国際大会を踏めたので、来年の世界陸上に向けて、来季は今季とは別人のような、2分を切れる走りをしたい」と、さらなる飛躍を誓った。

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