福部真子が日本勢44年ぶり金メダル 歓喜の涙「自分の競技人生の中でいい思い出になる最高のレース」好スタートから逃げ切りで中島ひとみとの0秒04差激戦制す 今大会での引退も検討告白「まだ決断はしていない」も「今後考えたい」【アジア大会】

 「アジア大会・陸上」(27日、パロマ瑞穂スタジアム)

 女子100メートル障害決勝が行われ、前日本記録保持者の福部真子(30)=日本建設工業=が12秒74で同種目日本勢44年ぶりの金メダルを獲得した。日本記録保持者の中島ひとみ(31)=長谷川体育施設=は猛追したが、12秒78で銀メダルに終わった。日本勢ワンツーも44年ぶりとなった。

 注目のレースは福部が好スタートから一気にトップに立つと、中島が中盤から猛追。ゴール前は完全な一騎打ちとなったが、わずかな差で福部が逃げ切った。

 レース後は手で顔を覆って涙。中島とも健闘をたたえ合った。「スタートラインに立つまで無理かなと思う期間が長くて、一時は諦めかけたんですけど、本当に色んな方面からたくさんの支えがあって、自信をもってスタートに立てて、しっかり金メダルをとれたことがうれしいです。本当に1人じゃ取れなかったと思う。本当に皆さんに感謝です。自分の競技人生の中でいい思い出になる最高のレースができました」と、嬉し涙とともに語った。

 その後の取材では今大会での引退を考えていたことを告白。昨年記録を狙い続けた中で「そこに向かっていないっていう事実を毎日のように突きつけられて、どう向き合っていいかわからなくて」と明かした。「まだ決断はしていない」とした上で「休養、来年1年休養して五輪に絞ってやるっていうやり方もあるんじゃない?って言ってもらってるので、今後考えたい」とした。

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