“スーパー高校生”17歳大橋信が100平泳ぎV 北島康介さん絶賛の超逸材「魅力あふれる選手」中国選手と同着 世界王者の覃海洋に競り勝つ
「アジア大会・競泳」(21日、東京アクアティクスセンター)
男子100メートル平泳ぎ決勝が行われ、日本記録保持者の大橋信(17)=枚方SS=が、58秒64で優勝した。董志豪(中国)と同着。23年世界選手権平泳ぎ3冠の覃海洋(中国)には競り勝った。日本勢としては18年ジャカルタ大会以来2大会ぶりの金メダルとなった。
今年に初代表入りした17歳の超新星が、アジアの頂点に立った。大橋は前半50メートルを27秒56でターン。その後もハイテンポでピッチを刻み、先頭でタッチした。4日前、39度の高熱に見舞われるアクシデントはあったが、オフをはさんで回復。ゴール後は小さく手を振り、大歓声に応えた。
北島康介氏が、五輪2大会連続平泳ぎ2冠を達成した08年北京大会の翌年に生まれた新世代。祖父母と母の影響で3歳から水に触れ、小学3年から競技を本格開始した。
武器は、身長169センチの小柄な体格を生かしたハイテンポな泳ぎ。200メートルでも大きく失速しない持久力も持ち合わせており、北島氏は「低い抵抗を追求していた僕とは真逆。本当にすごい。持久力もスピードもあって、魅力あふれる選手」と舌を巻く。今春の日本選手権では、史上最年少で平泳ぎ3冠を達成。8月のパンパシフィック選手権では、100メートルで58秒54の日本新記録を樹立した。
今大会は200メートルにもエントリー。3月の日本選手権では150メートル地点まで“世界新ペース”で泳いでおり、日本記録だけでなく、世界記録更新にも期待がかかる。
