深津英臣「大事なところは絶対に祐希」ラスト1点を石川に上げ続けた理由明かす「彼がチームを作ってきた」

 「バレーボール・買取大吉男子アジア選手権・準決勝、日本3-0イラン」(13日、北九州市立総合体育館)

 世界ランク6位の日本が同18位のイランを3-0のストレートで下し、最短ルートで28年ロサンゼルス五輪出場権を獲得した。3大会連続11度目の出場となる。予選を戦った中で、五輪本大会2年前に切符を獲得するのは過去最速。日本勢では新体操女子に続いて第2号で、団体球技としては1号となった。アジア制覇は、2大会連続11度目となった。

 第3セット、最後の1点を決めたのは石川祐希だった。この日の試合はイランの徹底マークにあい、シャットアウトされる場面が多発。サーブでの点数を除けば、第2セット終了時点でわずか3点に封じられており、ラスト1点を決める直前もブロックにつかまっていた。

 それでもセッターの深津英臣は、長く主将を背負う石川にボールを託した。「絶対に大事なところは祐希と決めていた。どんな状況でも最後まで彼を信じて(トスを)上げることができた」。高橋藍、西田有志らスコアラーがいたが、主将を選んだ。「やっぱり彼がチームを作ってきた。少なからず一緒にやってきたし、どこで勝負強いか、スイッチが入ってくるかは分かっていた。今日、祐希はパスがよかったので、なんとしてもはい上がらせる必要があったし、集中力が切れていなかった。『絶対大丈夫だ』というのは伝えていた」。信頼関係が勝負どころの1点を生み出していた。

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