体重57キロの新道帝憲 大相撲の新弟子検査に合格、15日に前相撲へ【秋場所】
「大相撲秋場所・初日」(13日、両国国技館)
日本相撲協会は13日、新弟子検査の合格者を発表した。砂田昌宏ライダー(武蔵川)、小林梅太(二所ノ関)、中西一元(木瀬)、新道帝憲(高田川)が合格した。3日目の15日から前相撲を取る。
15歳の新道は身長165センチ、57キロ。50キロ台の合格は極めて異例となる。
体格基準(身長167センチ、体重67キロ)を満たさない新弟子希望者を対象とした8月3日の運動能力検査に合格した新道。目標の力士には十両炎鵬を挙げ「小さいのに十両に上がっていてすごい。自分は他の力士よりも体が小さいので、その分、人一倍稽古して十両に上がりたい」と語っていた。
茨城県大洗町出身で、小6で静岡県浜松市に転居。ブラジリアン柔術を始め、中部地区の柔術大会で1位などの成績を収めた。得意はバックチョーク。RIZIN元フェザー級王者のクレベル・コイケからも指導を受けたこともあり、昨年大みそかのRIZIN甲子園決勝を制したヤマザト・エンゾ・マサミとはスパーリング仲間。祖父が高田川部屋関係者と縁があって入門し、6月から部屋で寝食をともにし稽古に励んできた。
1932年に新弟子検査が明文化された。2023年9月に事実上の体格基準撤廃となる運動能力検査が3年前に導入されたとはいえ、50キロ台の新弟子は極めて異例。なお、戦中戦後の混乱期は力士数減少のため、体格基準を厳密に求めない時期があったという
