バレー男子 ロス五輪王手!韓国を圧倒し決勝進出 両チーム最多15得点の石川「全員で勝ち取った一戦」 大一番へ「どんな状況でも勝つ」
「バレーボール・買取大吉男子アジア選手権・準決勝、日本3-0韓国」(12日、北九州市立総合体育館)
準決勝が行われ、日本は韓国に3-0でストレート勝ちした。石川祐希(30)=ジラート=がチーム最多15得点、高橋藍(25)=ルブリン=が14得点をマークした。13日の決勝でイランと顔を合わせる。今大会の優勝チームは2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得する。
主将の石川は拳を握りながら、歓喜の輪に加わった。出場したアタッカー9人全員が得点を挙げ、今季最少失点の38点で韓国を下した。「全員が準備をできていて、全員で勝ち取った一戦だった。タフなゲームだったが、熱さを出して戦えた」と胸を張った。
立ち上がりから躍動感あふれるプレーを見せた。第1セット、石川がブロックを決めると、高橋藍、西田も流れに乗って得点を重ねた。第2セットも石川がバックアタック、サービスエースをさく裂させて相手を圧倒。第3セットは序盤にリードを許したが、すぐにリズムを取り戻し、最後は途中出場の富田が決めてストレート勝ち。3セットとも10点差以上をつける完勝だった。
両チーム最多の15得点でチームを引っ張った石川に、ティリ監督も「全ての分野で素晴らしかった。チームの背中を押してくれた」と絶賛。「石川だけでなく、全員が力強さを増して上り調子になっている」と満足そうにうなずいた。
決勝で戦うイランには今年のネーションズリーグ1次リーグで3-2で勝っている。通算成績も28勝18敗と勝ち越しているが、油断は大敵だ。高さとパワーがある相手に対し、石川は「仕上げてきていると思う。サーブで乗った時は非常に強い」と気を引き締めた。
28年ロサンゼルス五輪まであと1勝。「この大会のためにここまでやってきた。今日以上に熱さ、集中力、パフォーマンスを出していく。どんな状況でも必ず勝つ」と決意を示した石川。3大会連続の五輪切符が懸かる大一番にチーム一丸となって臨む。
