AS日本アクロバティック改善で五輪女王・中国へ挑戦 比嘉もえ「どれだけ迫れるかが五輪につながる」愛知・名古屋アジア大会へ合宿公開

合宿を公開したAS日本代表の(左から)佐藤友花と比嘉もえ
調整するASのアジア大会代表
調整するASアジア大会代表の比嘉もえ(右)ら
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 愛知・名古屋アジア大会(19日開幕)に出場するアーティスティックスイミング日本代表が8日、都内の国立スポーツ科学センターで合宿を公開し、リフト技などの出来を競うチーム・アクロバティックルーティン(AR)の「ハンター」を披露した。

 ARは、23年に追加され、24年パリ五輪は7位、昨年の世界選手権は10位と、日本が苦戦している種目。16年リオデジャネイロ大会以来の五輪メダル獲得には克服が必須で、3月からはイタリア出身で元体操選手のアルド・パンタレオニコーチに師事し、立ち泳ぎや、土台の組み方など基礎から見直してきた。

 この日は、高さのあるリフトから高回転の技を行うなどダイナミックな演技を見せ、手応えをつかめてきている様子。W杯スーパーファイナルの25年大会は、24年パリ五輪金メダルの中国に34点の大差を付けられていたが、26年大会では9点差と、徐々にトップとの差は縮まってきている。宮川美哉ヘッドコーチ(HC)は「やっと実ってきた。25年からアクロを中心にやってきて、アルドの要望に少しずつ応えられるようになってきた」とうなずき、主将の佐藤友花も「アルドさんにたくさん指導していただいて、去年の私たちとは考えられないくらい高い難度の技に挑戦できている」と自信をのぞかせた。

 愛知・名古屋アジア大会は、28年ロサンゼルス五輪を見据え、五輪女王の中国との距離を測る場と定める。宮川HCは「今の私たちで勝つと言うのはおこがましい」と力の差は受け止めつつ、「今ある点差を縮めて次に進みたい」と気合。パリ五輪代表の比嘉もえ(井村ク)も「中国にどれだけ迫れるかが2年後の五輪につながってくる。中国に迫ってきている日本をしっかり見せたい」と力を込めた。

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