琴桜は大の里に4勝16敗も内容に手応え 師匠も評価「伸び悩みを断ち切るためには」
「大相撲秋場所」(13日初日、両国国技館)
大関琴桜(28)=佐渡ケ嶽=は7日、千葉・松戸市の部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古で横綱大の里(26)=二所ノ関=と連続で20番相撲を取り、4勝16敗だった。
秋場所へ不安が残る数字に終わったが、琴桜の表情は暗くなかった。「勝敗はね。でも内容はね」と手応えを強調した。立ち合いで大の里の当たりを受け止め、即座に前に出た。もろ差しを許して寄り返され、いなされて体勢を崩して送り出されても、愚直に前に出た。
師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「前に出る意志がある。ほぼ相手陣地の方だった。下がっちゃいけないっていうのがあったんじゃないか」と弟子の思いを代弁。「大関に上がっていく時は攻めの相撲が多かった。上がってから、守りの相撲に変わってしまった。そこから伸び悩んでいるというか、その流れを断ち切るには、今日みたいな突進していくような相撲じゃなきゃいけないんじゃないかなって、私も思っている」と評価した。
2024年は5場所で2桁勝利を挙げ、3月場所で大関に昇進し、11月の九州場所で初優勝。幕内の年間最多勝にも立った。しかし、綱とりに挑んだ翌25年1月場所で負け越してかど番に転落してから、優勝争いに絡むことがなく、大関の地位を守ることに精いっぱいの状況が続く。
先場所8勝7敗でかど番から脱出して迎える今場所。琴桜は「しっかりもう一段階、二段階上げていければ。頑張ります」と力強く語った。
