バスケ男子・日本 八村塁が大暴れ両チーム最多30点荒稼ぎ!カタールに53点差の圧勝「チームが一つになって勝てた」
「バスケットボール男子・W杯アジア2次予選、日本123-70カタール」(31日、トヨタアリーナ東京)
F組第2戦が行われ、世界ランキング22位の日本は同76位のカタールに123-70で圧勝した。2次予選は1次予選からの成績を持ち越し、日本は通算6勝2敗とした。八村塁(28)=クリッパーズ=は3点シュート6本を決めるなど両チーム最多の30点を挙げた。日本は12人全員が得点し、3点シュートは20本を成功させた。2次予選は12チームが2組に分かれてホームアンドアウェー形式で争う。開催国枠のカタールを除き、アジア予選からは7チームが本戦の切符を得る。F組の第3戦、第4戦は11月に行われる。
八村の顔に笑みが広がった。「素晴らしかった。僕としても久しぶりの日本でのプレー。こうやって勝つことができてうれしかった」。両チーム最多の30得点を挙げ、6リバウンド、4アシストで圧勝劇に導いた。
2024年パリ五輪1次リーグ・フランス戦以来の日本代表復帰。強化試合も含めて3試合に出場した。日本での強化試合を経て、サウジアラビア戦では遠征をともにした。「環境も厳しい中で勝ってきて、チームとずっと一緒にいて、チームが一つになって勝てた。僕としてもすごくうれしい」と感慨を口にした。
別格だった。前半で19得点。3点シュート5本を決めて、成功率は100%。開始早々には自身をファウルで止めた相手選手に詰め寄り、にらみつけて、闘志を全開させた。スティールから豪快なダンクを決め、ほえた。
コンディション不良から復帰した渡辺は攻守に貢献し、河村は切れ味鋭いドライブとパスを披露。チーム全体で守り、スティールを連発した。第3クオーター序盤ではカタールの主力選手と監督が退場して、試合は決した。
10月にNBAのシーズンがスタートするため、アジア2次予選の残り4戦の出場は困難な見通しだ。桶谷監督は「ケミストリー(連係)を壊さずにやってくれた」と、守りから速攻という日本の持ち味を尊重した両者の貢献度を評価し「二人がいなくても日本は強いという戦いをしないと」と気を引き締めた。そして、渡辺は「彼らが残してくれた、日本が強いという自信を継続したい。でも心配していない」と手応えを語った。
前監督のホーバス氏との摩擦から、日本代表と距離を置いていた八村。「今後も日本代表でプレーする姿を期待していいか?」と質問されると「もちろんです」と笑った。
◆バスケットボール男子のロサンゼルス五輪への道 12チームが出場。開催国の米国と、2027年W杯(8~9月、カタール)において各大陸(アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニア)の最上位1チーム、ヨーロッパとアメリカ大陸の2番手、さらに世界最終予選から4チームに出場権が与えられる。日本はW杯アジア1次予選を4勝2敗の首位で突破。成績が引き継がれる2次予選は2組に分かれ、日本はF組に属する。各組上位3チームと、各組4位のうち成績上位1チームの計7チームと開催国のカタールがW杯に出場する。
