ソフトボール 44歳・上野由岐子「年齢ができない理由ではない」去就触れつつ前人未到アジア大会7連覇へ気合「アジア大会は最後…負けるわけにはいかない」

19日のアジア競技大会結団式で取材に応じる上野由岐子(撮影・石井剣太郎)
19日のアジア競技大会結団式ポーズをとる(左から)上野由岐子、後藤希友、三輪さくら、石川恭子(撮影・石井剣太郎)
2枚

 32年ぶりに日本で開催する愛知・名古屋アジア大会の開幕までちょうど1カ月を迎えた19日、都内のホテルで結団式が行われ、ソフトボール女子代表で、21年東京五輪金メダルの上野由岐子投手(44)=ビックカメラ高崎=が取材に応じた。初出場した02年釜山大会から優勝を経験し、そこから負けなしの7連覇がかかる。「きっとこのアジア大会が最後になる」と去就に触れながら、「アジアで負けるわけにはいかない。東京五輪で無観客を経験しているからこそ、自国開催への思いは強い。これで最後だろうなという思いを込めて、マウンドに立って投げたい」と覚悟を込めた。

 初出場は20歳。そこから世界のトップとして第1戦に立ち、08年北京五輪金メダル、21年東京五輪でも日本を頂点に導いた。レジェンドは今年で44歳を迎えた。「40歳を言い訳にいっぱい練習を休ませてもらっているけど」と笑い飛ばしつつ、「年齢ができない理由ではない。自分ができるかできないかを求めている結果が、今なんじゃないかな」ときっぱり言った。

 28年ロサンゼルス五輪までは2年。弾みを付ける舞台として、この中間年に行われる愛知・名古屋アジア大会に臨む。レジェンドはこの日、選手として五輪を目指すことははっきりと口にしなかったが、「五輪で金を獲得することは世界一になることの証明で、その自覚と責任を背負いながら戦っていかないといけない。その中で迎えるアジア大会、それを踏まえて目指すロス五輪だと思う。日本のソフトボールは、やっぱり強いと思ってもらえるチーム作りをしないといけない」と語り、視界の先には夢舞台が見えているようだった。

 まずは、前人未到の7連覇がかかる愛知・名古屋アジア大会へ全力を尽くす。「若い時にしかできないピッチングはあったけど、今しかできないピッチングもある。チームの力になれる喜びを感じながら、感謝しながらマウンドに立ち続けていきたい。7連覇…7回も出られるとは思わなかったですし、きっとこのアジア大会が最後になる。8連覇を目指すよりも、7個目を取りにいきたい」。会場は、安城市の総合運動公園ソフトボール場。日本のファンの前で、上野が一球一球に魂を込める。

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス