八村塁 746日ぶり代表復帰へ決意「頼りになる存在に」 桶谷監督も起用明言 15日から対韓国との強化試合2連戦
バスケットボール男子で世界ランク22位の日本は、2027年W杯アジア2次予選に向けた強化試合として15日から韓国(同57位)と2連戦する。14日は会場の有明アリーナで練習が行われ、八村塁(28)と河村勇輝(25)=ともにクリッパーズ=のNBA組2人も調整した。桶谷大監督(48)は八村を含めたメンバー15人全員の起用を明言。八村が日本代表として試合に出場すれば、24年7月30日のパリ五輪1次リーグ・フランス戦以来746日ぶりとなる。
「JAPAN」と書かれた黒のTシャツにしっかりと袖を通した八村が言った。「桶谷監督のもとに日本一丸となって、練習試合ですけど負ける気はない。(アジア2次予選の)試合は、W杯と五輪につながる大事な試合。コミュニケーションを取りながら、頼りになる存在になりたい」。日本協会に不信感を示し、代表活動に距離を置いてから2年。戻ってきたエースが、日本のために戦う決意を口にした。
13日に合流。桶谷監督は「15人全員を使えるように。(八村は)やる気満々。『試合勘を取り戻したい』と言っている。20分前後になると思う」と韓国戦での起用を明言した。
パリ五輪後に「選手第一の精神が見られない」などと日本協会に指摘し、ホーバス前監督の続投にも意見したエース。2年をかけて今夏ようやく和解に至った。決め手について八村は「日本バスケは今、黄金時代。無駄にしてはいけないと思った」と説明。続けて「代表に戻れてうれしい。日本人として日本の国旗を背負えることは誇り」とうなずいた。
パリ五輪以来746日ぶりとなる代表試合へ、八村は「日本でやるのは久しぶり。すごい楽しみ」と心待ち。河村も参加した“歴代最強日本”には「パリ五輪と比べて自信はついていると思うし、最高のバスケができる」と自信をのぞかせた。28年ロサンゼルス五輪で狙う悲願初勝利へ、不動のエースが日本のためにもう一度戦っていく。
◆バスケットボール男子の五輪への道 ロサンゼルス五輪には12チームが出場。開催国の米国と、27年W杯(8~9月、カタール)において各大陸(アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニア)の最上位1チーム、ヨーロッパとアメリカ大陸の2番手、さらに世界最終予選から4チームに出場権が与えられる。日本はW杯アジア2次予選に臨み、同予選を勝ち抜いた7チームと開催国のカタールがW杯に出場する。
