バレー男子 日本代表が逆転で4強進出!高橋藍の強烈スパイクが流れ変える 21得点に「勝ったことが大きな部分」完全アウェー状態で3セット連続奪取 2年ぶりのメダル獲得に王手
「バレーボール男子・ネーションズリーグ・準々決勝、日本3-1中国」(29日、中国・寧波)
史上初の12連勝で決勝トーナメント進出を果たした日本代表は、第1セットを先取されたもののセットカウント3-1で中国を下し4強に進出した。
敵地で完全アウェー状態となる中、立ち上がりは中国にリードを許した。相手は1次リーグで1勝11敗ながら、開催国枠で決勝トーナメントへ。打点の高いスパイクで先に10点に乗せられた。
以降も日本代表は追いかける展開に。6点リードとなったところでタイムアウトを取った。ここから3連続ポイントで巻き返すと、ブロックポイントが流れを変えて20-20のタイに持ち込んだ。
だがここから中国の高いブロックに阻まれ2点のリードを許した。厳しい状況に追い込まれたが、主将の石川が苦しい態勢からスパイクを決めた。だがミスもあり流れを引き戻すことはできず、第1セットを落とす展開になった。
第2セットは序盤から一進一退の攻防に。だが中盤に中国に3点のリードを許した。第1セットに続いて追いかける展開となる中、サーブミスが続いて流れを引き寄せることができない状況が続いた。それでも深津のサーブから相手を崩し、14-14のタイに持ち込んだ。
ここから1点を奪う緊迫した戦いに。先に20点に乗せた中で高橋藍が強烈なスパイクを決めて2点リードに広げた。最後は1点差に迫られたが、西田のスパイクで25点目を奪った。
第3セットは一転して序盤から日本代表がペースをつかんだ。4連続ポイント、3連続ポイントで大きくリードを奪うと日本代表のペースに。西本圭吾の活躍もあり、先に20点に乗せた。以降も相手に流れを渡さず2セット連続で奪取。王手をかけた。
そして第4セット、日本代表はコンビバレーが威力を発揮。素早いクイックで中国のブロックをかく乱してポイントを積み重ね、序盤から優位に立った。中盤は中国が見返してきた中で高橋藍が勝負所でスパイクを決めた。
しかし中国に逆転を許し、先に20点に到達されてしまった。ここでタイムアウトを取り、間を取ると相手のミスで追いつき、高橋藍のバックアタックで再びリードを奪い返した日本代表。そのまま押し切った。
チーム最多21得点をマークした高橋藍は「本当に苦しかった。第1セットは相手のサーブに崩されて自分たちのバレーができなかった」と明かした。だが「それでも難しいゲームになることは想定はしていましたし、ファイナルを戦っているので、まずはしっかり勝っていくことが重要。しっかり勝ったことが大きな部分」と振り返った。
準決勝へ「間違いなく今日以上にタフな試合になる」と高橋藍。「もっと取れた点数もあったので反省して次の試合に取っていけるように。頑張ります、勝ちます」と力を込めた。
日本代表は今大会、史上初の12連勝で1次リーグを首位通過。同リーグ1勝11敗で開催国枠で決勝トーナメントに進出した中国に立ち上がりは苦しめられたが、しっかりと押し切り、2年ぶりのメダル獲得にあと1勝と迫った。
