田中佑美が陸上教室に参加「私の思いは伝わったかな」 27年世界選手権へ「速くなりたいから走る」

 富士通陸上部が25日、活動拠点の神奈川県川崎市で陸上教室を開催。女子100メートル障害で昨年の世界選手権代表の田中佑美(27)は小学生を対象にランニング教室を行った。走る時の足の形を数字の「4」に例えるなど、子どもたちが親しみやすいフレーズを使って陸上の基本を伝え「終わってから子どもたちにどうだった?と言ったら、『4!』と言ってくれたので、私の思いは伝わったかな」と笑顔で振り返った。

 6月の世界選手権は4位に終わり、9月の愛知・名古屋アジア大会の代表権は逃した。次に狙う国際大会は来年の世界選手権北京大会だ。しかし、参加標準記録は12秒60と例年より引き上げられた厳しい状況。「ポイントで(世界選手権に)行って、12秒60を出せてないということであれば、うまくいって準決勝。もう見たじゃんというのが(参加標準記録を見た)最初の感想」と複雑な心境を明かした。

 その上で「パリ五輪の時みたいなモチベーションで走るためには、記録にこだわっていかないと自分は燃えない」とし、

「12秒60というひとつのボーダーはあるけど、そこはあまり意識せず北京に出るから走るんじゃなくて速くなりたいから走る」と原点回帰。「自分が何が楽しいかを理解する。何がしたいかを理解する。もう、じゃないとやってられない!もう自分に負けたくないのが一番」と語った。

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