“史上最強の新弟子”旭富士がデビュー初黒星!元十両の生田目に突き出される 大相撲2つの新記録を逃す【大相撲】

 「大相撲名古屋場所・9日目」(20日、IGアリーナ)

 東幕下11枚目の旭富士(24)=伊勢ケ浜=が十両経験者の生田目(二子山)と対戦。突き出されて今場所初黒星を喫し、4勝1敗とした。生田目は5勝。

 今年初場所の序ノ口デビューからの連勝は25で止まった。無傷26連勝なら歴代2位の板井に並ぶところだった。全勝なら十両昇進が確実の幕下15枚目以内。単独1位となる無傷28連勝、そして初土俵から所要5場所という史上1位のスピード新十両が期待されたが、ともに快挙を逃した。

 やや立ち遅れてまわしをとれず、体を起こされて後退。最後は土俵外に突き出された。特に表情を変えず、無言で支度部屋に引き揚げた。

 二子山の部屋ユーチューブチャンネル登録者数は56・7万人。取組前から生田目には女性を中心とした大声援が送られ、勝負が決まると大歓声が起こった。生田目は「会場のボルテージが上がっていた。ファンのおかげです」と感謝した。「まわしを取られないようにした。あまり覚えていないが体が勝手に動いた」と胸を張った。

 大歓声は耳に入っていたといい「初めてあんなに大きく聞こえた。十両に上がるときよりも聞こえていた。落ち着いて集中していたのかな」と振り返った。

 異例の元横綱のしこ名を授かった旭富士は、部屋では熱海富士、義ノ富士らと五分に渡り合い“史上最強の新弟子”と初土俵から注目を集めた。序ノ口デビューからの連勝は場所前の時点では、佐久間山(後の常幸龍)の27が過去最長、次いで板井の26、元林(欧勝竜)の24、時天空の22と続く。序ノ口デビューからの最速新十両は、初土俵から所要6場所(板井、土佐豊、常幸龍、炎鵬)だった。

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