スノボ五輪メダリストがボートレース転身へ「簡単でないこと理解している」ミラノ・コルティナ五輪ビッグエア銀メダル木俣椋真
スノーボード男子ビッグエアで、2月のミラノ・コルティナ五輪銀メダルの木俣椋真が16日、競技に区切りを付け、今後はボートレースに挑戦することを発表した。
「この度、私 木俣椋真はスノーボード競技を離れ、新たな競技『ボートレース』へ挑戦することを決意いたしました。これまで競技を続けてこられたのは、家族、コーチ、チームスタッフ、スポンサーの皆様、そしていつも応援してくださったファンの皆様のおかげです。まずは、心より感謝申し上げます」
「新たな挑戦についてのご報告」と題し、直筆の署名とともにマネジメント会社から発表した。ミラノ・コルティナ五輪で、競技人生の最大の目標と定めていた五輪メダルを獲得できたことが一番の理由。「今だからこそ、新しい環境に身を置き、自分の可能性に挑戦したいという気持ちが強くなり、今回の決断に至りました」と経緯を説明した。
2002年7月24日生まれ、名古屋市出身。3歳からスノーボードを始めた。22年北京五輪は出場を逃したが、悔しさをバネに奮起し、ミラノ・コルティナ五輪では初代表をつかみ、ビッグエアで銀メダルを獲得した。今後は新たなステージに挑むが、「この決断は決してスノーボードへの思いが薄れたからではなく、スノーボーダーが競技引退後に進む新たな道を自ら切り拓きたいと考えたからです。スノーボードは私を大きく成長させ、多くの出会いや経験、そしてかけがえのない時間を与えてくれた大切な競技です。その感謝の気持ちは、これからも変わることはありません」と競技への感謝も示した。
身長は170センチ。プロ野球の西武でプレーした野田昇吾さんを含め、元女子バスケットボール選手などアスリートからの転身は過去に例があるが、五輪メダリストの挑戦は異例。木俣は「また一からのスタートになりますが、スノーボーダーとボートレーサーの親和性を先頭に立って作り上げていきたいと考えております。簡単な道のりではないことは十分に理解していますが、これまで培ってきた経験や挑戦する姿勢を生かし、新しい舞台でも自分らしく努力を積み重ねていきたいと思います」と覚悟を示した。
