大坂なおみが初の8強進出 世界1位・サバレンカに会心勝利 苦手の芝も平常心保ち躍動「これほど楽しめたのは久しぶり」
「テニス・ウィンブルドン選手権」(5日、ロンドン)
シングルス4回戦で女子は第14シードの大坂なおみ(28)=フリー=が第1シードでベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカに6-2、7-6でストレート勝ちし、初の準々決勝進出を決めた。日本女子では伊達公子、杉山愛に続き3人目。次は第10シードのカロリナ・ムホバ(チェコ)と対戦する。男子は予選を突破した世界ランキング151位の望月慎太郎(木下グループ)が前回覇者で第1シードのヤニク・シナー(イタリア)に3-6、6-7、3-6で敗れた。
テニスの「聖地」のセンターコートで、世界ランキング1位に一度もブレークを許さない会心の勝利。大坂は「これほどプレーを楽しめたのは久しぶり。それをウィンブルドンで味わえたのは特別な意味がある」と充実感たっぷりに語った。
対サバレンカは今季3戦3敗。「クレーコートでは押し込まれていたので、先に自分が押し込もうと思った」。出だしから強烈なサーブに加え、ベースライン深くへのストロークで圧倒する。苦戦していた芝で、あっさりセットを先取した。第2セットでは精神面の成長ものぞかせた。ミスを重ねていら立つ相手を尻目に平常心を保ち、タイブレークを制した。準々決勝は、途中棄権した前哨戦の決勝の相手、ムホバとの再戦。優勝候補に躍り出た中で「雑音を遮断するのは得意。自分ができることだけに集中する」と闘志をかき立てた。
