カーリング 北海道銀行がV逸 最終投で痛恨スルー スキップ仁平泣き崩れ動けず「申し訳ない気持ちでいっぱい」3大会連続で準優勝

 「カーリング・日本選手権」(14日、横浜BUNTAI)

 女子決勝が行われ、2年連続準優勝の北海道銀行が、24年大会女王のSC軽井沢クに6-7で逆転負けし、3大会連続の準優勝となった。

 今大会3度目の対戦で、ここまで1勝1敗の五分。最終第10エンドまで北海道銀行が有利に試合を進めていたが、スキップ仁平美来の最終投で痛恨スルー。3点を与えてしまい逆転を許した。仁平は泣き崩れ、その場を動けなかった。取材エリアでは「まだ足りない。悔しい思いでいっぱい。本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。決勝で勝たないと意味ない。まだ力不足」とうつむき、サード田畑百葉は「仁平に背負わせてしまった」と悔やんだ。

 序盤からいい流れで試合を進めた。第1エンド、北海道銀行のスキップ仁平の最終投では、投げた石がハウス外にあった石に、はね返ってハウス内にもう一度入る“ミラクルショット”などがあり2点を先制。流れをつかみ、その後も有利に試合を進めた。最終エンドは6-4とリードして突入。不利な先行でも試合を順調に進めたが、プレッシャーのかかる最後の場面で手元がわずかに狂ってしまった。

 北海道銀行は、メンバー全員が2000年代生まれと若手中心の構成。22年まではフォルティウスのスポンサーを務めていたが、契約終了後に田畑百葉(23)を中心としてチームを新たに発足した。グランドスラムなど国際大会に出場して実力を高め、現在の世界チームランキングは、五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレに次ぐ日本勢2番手の11位。ミラノ・コルティナ五輪の代表選考レースとなった25年日本選手権は、決勝でフォルティウスに敗れたが、今回は2次リーグまで全勝と快進撃を続けて3年連続で決勝に進出。“三度目の正直”で初の日本一に挑んだが、届かなかった。

 優勝はSC軽井沢ク。30年フランス・アルプス五輪の代表選考会となる日本代表決定戦(29年を予定。例年秋開催)の出場権を獲得した。すでに25年世界選手権代表のロコ・ソラーレが出場を決めているため、五輪代表権は少なくとも2チームで争うことになった。

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