神戸リーグワンV王手 攻撃力爆発11トライ69点 山口良治さん逝去で喪章のSH上村「いつも以上に気合が入った」
「ラグビー・NTTリーグワン1部プレーオフ・準決勝、神戸69-23東京SG」(30日、秩父宮ラグビー場)
準決勝の1試合が行われ、リーグワンで初制覇を狙う神戸(レギュラーシーズン1位)が東京SG(4位)に69-23で大勝し、6月7日に東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で行われる決勝に進んだ。準決勝のもう1試合は、31日に埼玉(2位)と東京ベイ(3位)が対戦する。
神戸が持ち前の攻撃力を存分に発揮した。FWが接点で上回って力強く前進し、バックスが多彩に攻めて相手を翻弄(ほんろう)。大量11トライ、69得点にレニー・ヘッドコーチは「決定力があり、素晴らしいパフォーマンスだった」と満足げだった。
24-16で迎えた後半3分、WTB植田が抜け出し、サポートに走ったSH上村がパスを受けてトライした。23歳の2人が火を付け、後半だけで7トライ。上村は京都工学院高出身で、前身となる伏見工高を強豪に押し上げた山口良治さんが亡くなり、喪章をつけてプレーした。「いつも以上に気合が入った試合。大事な場面で取れて素直にうれしい」と語った。
神戸製鋼時代に日本選手権を7連覇。5季目のリーグワンではプレーオフに進めないシーズンも経験したが、前身のトップリーグで2018~19年シーズン以来の頂点へあと1勝に迫った。神戸市出身の日本代表SO李承信は「神戸の街のためにも勝つ」と決意を示した。
