坂本花織、大技なく完成度で勝負 磨いた滑り「誰にも負けない」

 日本フィギュアスケート界を長年引っ張り、今季限りで引退する女子の坂本花織(シスメックス)が13日、節目の記者会見を開いた。4回転ジャンプやトリプルアクセル(3回転半)のような大技はなかったが、滑りの質や演技面に磨きをかけ、世界と渡り合い「スケートの伸びや疾走感が武器になった。そこは誰にも負けない」と誇った。

 もともとは高さや幅のある「ジャンプの迫力とかが自分の取りえ。それで戦っていくと思っていた」。初出場した2018年平昌冬季五輪後、大技を跳べるロシア勢を前に自信を失い、迷宮に入った。19年の全日本選手権で6位。挫折を味わう中、振付師のブノワ・リショー氏の「跳べないなりにやり方はある」との助言に救われた。

 3回転半の習得を目指したこともあったが、演目の完成度の高さに活路を求めた。22年に北京五輪銅メダル、世界選手権初制覇と結実。2月のミラノ・コルティナ五輪は惜しくも銀メダルだったが、3月の世界選手権で日本勢初の4度目の頂点に立ち、有終の美を飾った。

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