大相撲 元小結垣添の長男が前相撲で白星デビュー「足が震えてフワフワしている」父は土俵下で審判「緊張した」
「大相撲夏場所・3日目」(12日、両国国技館)
前相撲が行われた。雷親方(元小結垣添)の長男、垣添(本名・垣添玄空、雷)は小川(玉ノ井)をはたき込み、デビューを白星で飾った。
相手の小川は同学年で、高校では全国大会に出場した経験者だが知らなかったという。当たって「重い!」と押し込まれたが、左に回り込みながら背中をたたくようにはたき込んだ。「最悪な相撲を取ってしまった」と猛省。土俵下では雷親方が審判を務めており「顔を見たらキレていた」とばつが悪そうに話した。
スポーツ経験はなかったが、名門の埼玉栄高校に入学して相撲を始めた。体重は75キロから117キロに増え、身長は3センチ伸びて180センチになった。中学まではゲームに夢中で、eスポーツでの進学を検討したほど。強豪の団体戦メンバーとして昨夏の高校総体3位、昨年秋の国民スポーツ大会で埼玉県の準優勝に貢献した。
前日の夜は緊張したというが、ゲームのスマブラを行うなどして、この日は緊張しなかった。取組を終え「足が震えてフワフワしている。変な感じ」と語った。国技館の土俵に上がるのは、5歳の時に雷親方の引退相撲で父親と相撲を取って以来。「目標は金星。父を超えたいですね」と語っていた。
雷親方は「また心配が増えました。面白い相撲を取りますね。(相撲を見て)怒ってはいないですよ。緊張していました」と感想を語った。そして「悔いのない相撲人生を歩んでほしい」と願っていた。
