三段目で女性ファンの大声援、右膝大ケガの元十両三田が復帰飾る「支えになりました」
「大相撲夏場所・2日目」(11日、両国国技館)
西三段目21枚目の三田(24)=二子山=が大凜山(荒汐)との一番相撲を引き落としで制し、右膝の大けがからの復帰を白星で飾った。
立ち合いを胸で受け止め、タイミング良く引き落とした。「緊張しました。自分のタオル(を持った応援)は支えになりました。自分の相撲を取りきりました」とほっとした表情を浮かべた。イケメンの人気力士で、二子山部屋のYouTubeチャンネルは登録者数56万人を誇るだけに、土俵に上がると三田のしこ名の入ったタオルを持った女性ファンの声援が館内に響いた。
新入幕を見据えた自己最高位、東十両3枚目で臨んだ昨年九州場所、2日目の勢戦で右膝を負傷。右膝前十字靭帯損傷の診断書出して休場し、手術を受けた。退院後の今年初めには113キロまで体重が落ち、精神的にも落ち込んだという。
それでも負傷直後に頭を丸めるなど、師匠の二子山親方(元大関雅山)の声がけに奮起。リハビリに励み、今場所の番付発表後から相撲を取る稽古を再開し、体重は初めて130キロを突破するまでになった。
三田は「右膝の状態は100%。筋力はケガする前より強い。体の調子もいい。リハビリは充実していた。番付の最高位を更新して恩返ししたい」と誓った。残り6番。「目標は7番取りきることです」と気を引き締めた。
