りくりゅうの“夫婦漫才”のようなかけ合い どんな逆境もはねのける2人の絆

春の園遊会に臨む、ミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケートペアの三浦璃来(手前)と木原龍一(提供・共同通信社)
 
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 2月のミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートのペアで日本勢初の金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来(24)木原龍一(33)組=ともに木下グループ=が17日、今季限りで現役を引退すると発表した。

  ◇  ◇

 トップアスリートの底力を見せてもらった。SP5位発進となったミラノ・コルティナ五輪。それまでは、ケガを負う場面も見てきたが、結局は完璧にこなす2人だと思っていたが、世界王者にも容赦なく襲いかかる五輪の魔物を目の当たりにし、五輪の金メダル獲得は一筋縄ではいかないと記者も思い知った。

 しかし、りくりゅうは大舞台で限界を突き破った。いつもは木原が三浦のお世話をするイメージだったが、その時は打って変わって、三浦が「積み重ねてきたことがあるから絶対できる」と強い決意で、沈んだ木原を引き上げていた。フリーを終えて、拳を突き上げるりくりゅうにミラノが沸き立つ瞬間は忘れられない。

 担当として取材をしたのはたったの1年間だったが、囲み取材ではいつも明るく、“夫婦漫才”のようなかけ合いを見せてくれて、いつも笑わせてもらった。どんな逆境もはねのける2人の絆を五輪舞台で見ることができたのは、記者にとっても大きな財産となった。(デイリースポーツフィギュアスケート担当・南 香穂)

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