素根輝 7年ぶりV奪還「ここに戻るのは大変だった」 “三倍努力”で復調 世界選手権優勝誓う

 「柔道・全日本選抜体重別選手権」(5日、福岡国際センター)

 世界選手権(10月・バクー)代表最終選考会を兼ねて男女計7階級が行われ、女子78キロ超級は2021年東京五輪金メダルの素根輝(25)=パーク24=が7年ぶり4度目の優勝を果たした。決勝で椋木美希(ブイ・テクノロジー)を延長戦の末に下した。男子100キロ超級は中野寛太が決勝で、同じ旭化成の太田彪雅を破って初優勝。全日本柔道連盟は強化委員会を開き、世界選手権個人戦代表に素根や中野らのほか、既に決定済みの男子66キロ級の阿部一二三、女子52キロ級の阿部詩(ともにパーク24)らと合わせ、全階級の代表が出そろった。

 女子78キロ超級の表彰式後、素根は観客席の地元応援団に向け、珍しく両手を大きく振った。3年ぶりの世界選手権代表入り。「ここに戻るのはすごく大変だった」と言葉に実感を込めた。

 全3試合を指導3の反則勝ち。初戦は左肘の関節をきめられて「参った」したが、直前に規定の4分が過ぎていて救われた。決勝は粘り強く大内刈りや担ぎ技で手数を稼ぎ、13分近い熱戦を制した。前回制覇は環太平洋大1年で18歳。7年ぶりの頂点に立った。

 東京五輪で痛めた左膝が輝かしいキャリアに影を落とした。調子が狂い、パリ五輪は7位。その後も手術を受けるなど逆境が続いたものの、幼少期から「三倍努力」を合言葉に猛練習を積んだ。先月には約3年ぶりの国際大会制覇。「今年最大の目標は世界選手権優勝」と宣言した。

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