坂本花織 万感の舞「思い残すことはない」 観客や選手からの大歓声に感激
フィギュアスケートの世界選手権のエキシビションが29日、プラハで行われ、引退試合を2年ぶり4度目の優勝で飾った女子の坂本花織(シスメックス)は「最高の結果で終われた。思い残すことはない」と万感の思いを込めて伸びやかに舞った。
フィナーレでは男子3連覇のイリア・マリニンに導かれてリンク中央に立った。五輪メダリストのアシュリー・ワグナーさん(ともに米国)が「カオリ・サカモト。あなたの功績は計り知れない。別れを惜しみます」と紹介すると、観客や選手から拍手と大歓声が起きた。坂本は涙を流し、最後は氷に右手を触れて名残惜しそうに去った。「たくさん祝われて、また泣いた」と感激の面持ちだった。
女子で銀の千葉百音(木下グループ)や男子で銀の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)と3位の佐藤駿(エームサービス・明大)、ペア4位の長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)も堂々と演技した。
