寝屋川対決!豪ノ山に軍配 自慢の押し相撲で3連勝「しっかり当たっていこうと」 出稽古せず師匠と二人三脚が功奏「基礎からしっかりできた」
「大相撲春場所・7日目」(14日、エディオンアリーナ大阪)
春場所で初めて実現した豪ノ山と宇良の大阪府寝屋川市出身対決は、豪ノ山が押し倒しで制し、賜杯争いトップの6勝目を挙げた。横綱豊昇龍は王鵬を寄り倒し1敗を守った。大関安青錦は新小結熱海富士の上手投げに屈し、綱とりが絶望的となる4敗目。大関琴桜は藤ノ川を押し倒して4勝目。1敗は豊昇龍、豪ノ山のほか、霧島と高安の両関脇、平幕の隆の勝、琴勝峰の6人が並ぶ。
寝屋川対決を制した豪ノ山は胸を張って土俵を後にした。春場所では初めて宇良と対戦。立ち合いから右肘で押し上げてのけぞらせ、左で押し倒した。
取組前は宇良への声援が多くを占め「気合が入った」と闘志を燃やした。「しっかり当たっていこうと。自分が勝てる相撲になった」と自慢の押し相撲で3連勝とし、1敗でトップを守った。
西前頭3枚目だった昨年秋場所は初日から11連敗を喫し、1勝14敗。九州場所は9勝を挙げたが、今年の初場所は7勝8敗と負け越した。「上半身が太くて足が細かった」と師匠の武隈親方(元大関豪栄道)。今場所前は出稽古せず、師匠と部屋でトレーニング。「基礎からしっかりできたのがよかった」としぼんでいた下半身は張りを取り戻し、脚力を生かした押し相撲が息を吹き返した。
師匠が「押し相撲ってリズムに乗ると力以上のものが出たりする」と話した通り、豪ノ山の勢いは増すばかり。「目標は三役」と口にする27歳が地元で躍進を遂げる。





