「組織的圧力」で宿舎の国旗撤去 ウクライナ、パラ委に抗議

 【テーゼロ共同】ウクライナ・パラリンピック委員会(UPC)は11日、ミラノ・コルティナ冬季パラで国際パラリンピック委員会(IPC)から、選手団の宿舎に掲げた国旗を撤去したり、表彰式に臨む選手が「戦争を止めろ」と書かれたイヤリングを外したりするよう求められ「組織的な圧力」が加えられたとして抗議する声明を出した。

 UPCによると、イヤリングを外すよう求められたのは、バイアスロン女子7・5キロ(立位)で金メダルを獲得したオレクサンドラ・コノノワ(35)。IPCからは、どの規則に違反しているのか明確な説明はなかったという。

 IPCの広報部長は同日の会見で、ウクライナ側から事前の意見表明や連絡を受けておらず「声明には驚いている」とコメント。イヤリングはスタッフが選手に規則違反の可能性を指摘し、同意の上で外してもらったと説明した。

 声明では、IPCはウクライナ選手団が宿舎の共用スペースで10~15分の会議を開くことも禁じ、バイアスロン男子7・5キロ(座位)で優勝したタラス・ラトの家族から観戦時に国旗を取り上げたと強調した。

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