阿部一二三ら5人が10月世界選手権代表に追加内定 4月選抜体重別前に早期代表決定

 全日本柔道連盟が10日、2026年世界選手権(バクー)に向けた強化委員会を開催し、一部の日本代表選手の内定を決めた。これまで前年の世界選手権と、同年グランドスラム東京大会を連続で制した選手に内定を出すことはあったが、五輪開催年を除き4月の全日本選抜体重別選手権を残して追加で内定者を出すことは異例。男子100キロ級の新井道大(東海大)、90キロ級の田嶋剛希(パーク24)、81キロ級の老野祐平(旭化成)、66キロ級の阿部一二三(パーク24)、武岡毅(パーク24)の5人が決まった。女子は該当者なし。

 それぞれの階級の2番手以降の選手と明確な差がつき、かつ全日本選抜体重別選手権で当該選手が優勝しても、その成績が内定選手を上回らないと判断されたため。昨年の段階で内定を勝ち取っている男子90キロ級の村尾三四郎(JESエレベーター)、女子52キロ級の阿部詩(パーク24)、63キロ級の嘉重春樺(かじゅう・はるか)=ブイ・テクノロジー、70キロ級の田中志保(JR東日本)の4人と合わせて、合計9人が26年世界選手権に内定したことになる。

 また2人同時に派遣する階級が男子66キロ級、90キロ級に決まったため、他の階級は1人派遣になることが必然的に決定。山田利彦強化委員長は「2枠目は他の所(階級)の競い合いになるので、ここまで大きな差が開いて決まることは想定していなかった。追う選手が結果を残せなかったことで、5人が決定した。66キロ級、90キロ級は他を凌駕(りょうが)するだけの結果になった」と説明した。

 28年ロサンゼルス五輪までは残り2年。今回の26年世界選手権と同年のグランドスラム東京を制すれば、27年世界選手権代表の早期内定が得られるため、五輪代表争いで大きくリードできることになる。鈴木桂治男子監督は「現場も、選手の考え方も五輪がよりリアルになる。五輪に向けてやるべきことが明確になるし、この世界選手権は大きな1歩になる」と期待を寄せた。

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