17歳・中田璃士 日本人初の連覇 「勝ったと思った」会心の滑りでジュニア有終V

 「フィギュアスケート・世界ジュニア選手権」(6日、タリン)

 17歳の中田璃士(りお)=TOKIOインカラミ=が合計268・47点で2年連続2度目の優勝を果たした。男子2連覇は史上2人目で日本勢では初。SP、2種類の4回転ジャンプに成功したフリー、合計のいずれもジュニア世界歴代最高得点を更新した。初出場で16歳の西野太翔(神奈川・星槎国際高横浜)がSP4位、フリー2位で自己ベストの合計241・23点をマークし、3位。蛯原大弥(東京・駒場学園高)は217・52点でSPから六つ下げて9位。

 フリーの演技を終えた中田は、銀盤にあおむけになって拳を突き上げた。「勝ったと思った」。そう確信できるほどの会心の滑りだった。父の誠人コーチと並んだ「キス・アンド・クライ」で最終結果が出ると「いろいろな気持ちがあったので泣いてしまった」と、安堵(あんど)の思いがあふれ出た。

 来季にシニアデビューを控え、ジュニアでは最後の大会。序盤にサルコーとトーループの4回転を鮮やかに決めて勢いに乗り、その後もジャンプを次々と成功させた。今季は左足甲の疲労骨折に見舞われたが、上半身を強化したことでジャンプが安定。けがの功名もあった。

 年齢制限で出場資格がなかった2月のミラノ・コルティナ五輪を現地で観戦し「刺激を受けた」と語る。超大技のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に意欲を示す17歳のエース候補が台風の目になりそうだ。

 ◇中田璃士(なかた・りお)2008年9月8日、母の出身・英国で生まれた。プロスケーターだった父誠人さんが指導する都内のリンクで3歳から競技を開始。23年にジュニアGPファイナル、25年に世界ジュニア選手権を初制覇した。愛知・中京大中京高2年。166センチ。

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