堀島行真 五輪後初のW杯は3位 優勝逃すも晴れ晴れした表情「状況を考えると何とかやりきることができた」
「フリースタイルスキー・W杯」(28日、たいらスキー場)
モーグル第6戦が行われ、男子はミラノ・コルティナ五輪銅メダルの堀島行真(28)=トヨタ自動車=が75・63点で3位だった。女子は五輪4位の冨高日向子(25)=多摩大ク=が75・31点で自己最高の2位に入った。男子はマット・グレアム(オーストラリア)が今季2勝目。女子はオリビア・ジャッチョ(米国)が今季初勝利を挙げた。
五輪後初のW杯は3位。しかし、堀島の顔は晴れ晴れとしていた。雨が降り続く悪コンディションの中での滑りを、落胆せずこう振り返った。
「失敗する可能性も高い中で最後のランで決めきれなかった悔しさは残りますが、状況を考えると何とかやりきることができたと思います」
積もっていたのはザクザクとしていて足が埋まる春特有の雪。板を横に振るスペースがなく、公式練習では最初から最後まで通して滑りきれなかったことから「予選落ちしてもおかしくない」と不安を感じていた。
ただ、そこは百錬錬磨の五輪メダリスト。エアなどを意地でまとめて表彰台とW杯ランク1位のイエロービブを死守。「本当にやりきった」。堀島らの凱旋試合を一目見ようと約3900人が集まった中で、言葉に安堵(あんど)感がにじんだ。




