小結熱海富士「さらに上の番付を目標に」 静岡勢96年ぶり新三役の快挙「字が大きくなっている」
日本相撲協会は24日、大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表。熱海富士(23)=伊勢ケ浜=が新小結に昇進し、静岡県出身では1930年夏場所の天竜以来96年ぶりの新三役。番付表を手に「字が大きくなっている。静岡の字も大きくなってうれしい」とニッコリ。24年初場所で西前頭筆頭になりながら足踏みが続いた。「ちょっと遅くなったが、相撲や気持ちを入れ替えた昨年がなかったら、上がれなかった」と前を向いた。
昨年の九州場所前に師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)から十両時代の映像を見せられた。「足が出ていた昔の方がいい相撲だったぞ」と諭され、目が覚めた。出足を意識するなどして開眼。先場所は安青錦と優勝決定戦を争った。
同部屋の関取衆と出世争いを展開した。24年春場所で尊富士が新入幕優勝を果たすなど、存在感が落ちていたが、一気に巻き返した。部屋では15年7月場所の宝富士以来となる新三役に「皆で稽古をしてきて、先に上がれてうれしい。僕じゃない人が先に上がったら、たぶん悔しい。義ノ富士、伯乃富士、尊富士は『おめでとう』と言いながらも、多少悔しい気持ちもあるのでは」と胸を張った。そして「優勝、さらに上の番付を目標に、もっと頑張っていきたい」と気を引き締めた。





