ホーバス監督の電撃解任 協会が経緯を説明 島田会長「双方の考えに相違」「JBAから契約解消の判断」
日本バスケットボール協会(JBA)は3日、都内で、男子日本代表のトム・ホーバス監督(59)の契約終了と今後の強化体制に関する記者会見を開いた。
今月26日と3月1日の沖縄でのW杯アジア1次予選2試合を前にしたタイミングで、事実上の解任とみられる。2日の“電撃解任”発表から一夜明け、島田慎二会長(55)は「できる限り事実に基づいて説明したい」と前置きした上で、「今後のJBAの方針に関して、1月初旬にホーバス氏に説明を行った。双方の考えに相違があり、対応を議論してきた。方針の修正をお願いすることはホーバス氏のコーチの本質に対して一定の変革を強いることもあり、議論したがここまで実績を持つホーバス氏に対してリスペクトに欠けてるという判断のもと、JBAから契約解消の判断させていただいた」と話した。
合意したのは1月31日。なぜ、このタイミングで判断したかについては「2月26日と3月1日の沖縄で大事な試合が控えているが、6月にはアウェーで2試合ある。その後も重要な試合が続く。単に2月の沖縄を考えるだけでなく、このような背景を持って決断した以上、1試合でも多く新しい体制で、ゲームを積み重ねることがケミストリーの構造であったり、チーム内での一体感を持つ動きとしては良いのではないかということで個のタイミングで決定した」と明かした。
同協会は2日、ホーバス氏との契約終了理由について「今後の代表強化に関しての、方向性の相違によるもの。個人の責に帰すものでは無く、JBAとしての今後の方針に沿って総合的に判断し、契約終了の決定に至りました」などと説明していた。
ホーバス氏は2021年の東京五輪で女子日本代表を率い、銀メダルを獲得。規律を重視し、選手のやる気を引き出す指導で成果を上げた。五輪後には男子代表監督に転身。23年のW杯ではアジア最上位に導き、48年ぶりとなる自力での五輪出場を決めた。
一方で、1次リーグ敗退となった24年パリ五輪後に、米プロNBAで活躍する代表のエース八村塁(レーカーズ)との関係悪化が表面化。同年11月には八村が「練習のやり方、ミーティングも世界レベルではないんじゃないかと思う」と手腕を疑問視する発言をし、騒動となっていた。
新監督として、B1琉球ゴールデンキングス監督の桶谷大氏(48)の就任も発表された。





