安青錦 “相撲の神様”以来の快挙へ「やるべきことをやる」 新関脇、新大関の連続優勝なら89年ぶり
「大相撲初場所」(11日初日、両国国技館)
大相撲初場所は11日に東京・両国国技館で始まる。10日は15日間の安全を祈願する土俵祭り、優勝額贈呈式が行われた。昨年秋場所で5度目の優勝を飾った横綱大の里(25)=二所ノ関、同九州場所で初優勝を果たした新大関安青錦(21)=安治川=は新たな優勝額を前に、ともに自然体で初場所への決意を新たにした。安青錦は新関脇、新大関の連続優勝という、“相撲の神様”双葉山以来89年ぶりの快挙に挑む。
安青錦は初めての優勝額を前に「思ったよりカッコイイ。あした(の優勝額除幕式)も楽しみ。思ったより大きかった」と喜びを口にした。縦3・17メートル、横2・265メートル、重さ約60キロ。米国人芸術家キース・ヘリング作品が描かれた化粧まわし姿を「師匠と一緒に決めました」と選択した。
稽古総見では八角理事長(元横綱北勝海)にスタミナ不足と指摘された。稽古で相撲を取る番数の少なさを指摘する声は以前からある。新大関昇進後はテレビ出演などで多忙を極めた影響も心配されるが「全然変わらない。あとはやるだけ」と自然体で臨む構えだ。
新関脇場所で優勝し、新大関場所で連続優勝を果たせば双葉山以来89年ぶりの快挙となる。番付発表では優勝を目標に掲げており、歴史的な記録への期待が高まる。
今場所を優勝、もしくは優勝に準ずる成績なら3月の春場所はいきなり綱とりに。栃木山、双葉山、照國の3人の横綱が大関を2場所で通過しているが、年6場所制では初の快挙(照ノ富士は2度目の大関昇進時は2場所で通過)も見えてくる。「新大関とか意識せず、やるべきことをやる」と自信ありげに話していた。





