「死を覚悟しました」がん手術公表のバスケ女子元日本代表、吉田亜沙美が先発出場も左膝負傷、松葉づえでコート後に
「バスケットボール・皇后杯」(5日、東京・駒沢体育館)
バスケットボール女子でリオ五輪、パリ五輪日本代表の吉田亜沙美(38)=三菱電機=がファイナルラウンド1回戦の秋田銀行戦で先発出場し、3ポイント2本を決め、6得点を挙げた。109-87での勝利に貢献した。
昨年大みそかに自身のインスタグラムでがんが見つかり、手術などの闘病を経て復帰したことを公表。その後初めての試合だった。試合終盤に左膝を負傷。終了後に松葉づえでコートを後にし、トレーナー判断で取材対応は中止となった。
インスタグラムでは「今年の夏に私自身、癌が見付かり治療、療養していました。これは大袈裟ではなく癌だと告げられた時は死を覚悟しました。それと同時にもうBASKETが出来なくなるんだと絶望でした。私の頭の中はこんな時でもBASKETのことなんだと自分のことなのに呆れました笑 どうしたら良いのか分からず、ただただ視界が真っ暗になりました」と振り返り、「いったいなにが起こっているのか。頭が追いつかず、涙を堪えながら落ち着こうと自分に言い聞かせてました。今でも鮮明に覚えている。告げられた時の緊張感や絶望感や喪失感」と恐怖を振り返った。その後、手術、闘病の末に復帰。「泣くのかなぁと思っていましたがそれ以上に楽しいが勝ちました!選手のみんなが助けてくれました。本当に私は周りの人に恵まれる人生なんだなぁ。幸せ者です」、「まだまだ思うようには動けず、筋力も戻り切ってないですが、teamを勝たせられるPGになっていきます」とつづった。
その上で「癌のこと、病気になったこと、公表するのをとても悩みました。ただ私と同じように病気で苦しんでいる方や怪我で苦しんでいる方に私がコートを走り回っていることで一歩踏み出す勇気になってもらえたらなという想いでお伝えすることを決めました」と公表の理由をつづっていた。




