痛恨の逆転負け 大阪桐蔭の選手は泣き崩れる 7大会ぶりVの夢ラストプレーで散る 主将は「優勝したかった」

 「全国高校ラグビー・準々決勝、桐蔭学園24-21大阪桐蔭」(5日、花園ラグビー場)

 30分ハーフの後半、35分まで、リードしていたのは大阪桐蔭だった。それほど、4点を追う桐蔭学園のラストプレーは激しく、それでも大阪桐蔭のディフェンスは受け続け、跳ね返し続けた。しかし自陣ゴール前でのラック戦20フェーズ目、大阪桐蔭は力尽き、逆転トライを許した。

 泣き崩れるフィフティーンを、CTB手崎颯志主将(3年)は、笑顔でねぎらった。

 「つらいときこそ、笑え、と綾部(正史監督)先生にも言われてましたし、自分でもそれを続けてきたので、『最後も笑顔で』と思って」と手崎。

 それでも最後のシーンを振り返った時、「最後のプレーが終わるまで、みんなが体を張ってやり続けてくれた」と、あふれる涙をこらえることができなくなった。

 これほどの粘りに、綾部監督は「こんなゲームができる、素敵な3年生ですよ。最後の最後まで出し切った」と賛辞を贈った。

 あと一歩、いやそれ以上にまで迫った決勝進出は果たせず、7大会ぶり2度目の日本一は、夢に終わった。手崎は「楽しかった」と満足感を漂わせたが、最後、「優勝、したかったな」の言葉に思いを込めた。

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