中大エース吉居駿恭は3年連続区間賞ならず 30年ぶり総合Vへ9区投入の勝負手も不発 1位青学との差広がる
「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)
3位でタスキを受けた中大・9区の吉居駿恭(4年)が1時間8分47秒で、10区の吉中佑太(4年)につないだ。30年ぶりの総合優勝へ藤原正和監督はエースを9区に投入する勝負手に出たが、タイムは伸びきらず。吉居自身も3年連続の区間賞を逃した。
当日変更で補欠登録から9区に投入された吉居は、戸塚中継場で1位の青学大に3分14秒差、2位の国学院大と1分30秒差から追い上げを図った。だが、15キロの横浜駅付近で1位と4分2秒差、2位と1分47秒差と縮められず。最後は1位と4分23秒差でタスキをつないだ。走り終わった後は、膝に手をつきタオルで顔を覆った。
2年時は7区で、3年時は1区を走り区間賞を獲得。前回は1区で大逃げの勝負に出ると、魂の独走で歴代4位の1時間1分7秒をマークし、兄・大和が持つ区間記録まで27秒に迫る歴代4位の力走を見せていた。
今季から主将に就任。30年ぶりの総合優勝に向けて「勝ちたい気持ちをどこまで強くできるか。昨年までは箱根に向けた会話はあまりなかったが、今年は積極的に箱根の区間配置や『優勝したいよね』って話を自分からするようにした」とチームを引っ張ってきた。「優勝して卒業できるように」と意気込んでいたが、無念な結果となった。





