大の里 クリスマスイブを「忘れてた」稽古に集中しすぎて 初場所へ徐々にペースアップ「本場所モードで」
左肩痛で大相撲九州場所千秋楽を休場した横綱大の里は25日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で汗を流し、初場所に向けて徐々にペースを上げてきた。
これまでの相手を押す稽古に加え、この日からは当たりを受け止める稽古を開始。不安の残る左肩から胸付近を若手力士に出し「肩を確認できて良かった。番付発表も終わり、本場所モードでやらないといけない。いい気持ちで初日を迎えたい」と表情を引き締めた。
全休した冬巡業期間中は部屋の稽古場で四股、すり足を徹底。「下は大丈夫。自信がある」と下半身の充実に手応えをみせる一方、「上は1カ月ほど何もできていない。上さえ動いてくれれば、それなりの自信はある。上と下の連動性を出したい」と上半身の復調を再起への鍵に挙げた。
24日はクリスマスイブだったが「忘れていましたね。昨日も今日も稽古なので」と苦笑い。年内は30日まで稽古を行い、年明けは1月2日から始動するという。25歳の横綱は年末年始も相撲に没頭する構えだ。





