草野が義ノ富士に改名、師匠の元照ノ富士「義理人情を持った力士になってほしい」【大相撲九州場所番付発表】
日本相撲協会は27日、大相撲九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。
草野改め義ノ富士が東前頭5枚目に入った。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)は「『義』の字は本人の要望。名前通り義理人情を持った力士になってほしい」と語った。「冨士」については「伊勢ケ浜部屋は、みんな富士がついているから」と話した。
義ノ冨士は日大から元横綱の白鵬翔さん(25年夏場所後に日本相撲協会を退職)が師匠だった宮城野部屋に入門予定だったが、暴力問題のため部屋預かり先となっていた伊勢ケ浜部屋から24年夏場所で幕下最下位格で初土俵。新十両だった今年春場所は初日から12連勝の新記録を樹立して優勝。翌場所も十両優勝を果たし、新入幕の名古屋場所は11勝で三賞の敢闘賞と技能賞を獲得した。秋場所も勝ち越し、自己最高位を更新した。
〈大相撲九州場所 幕内番付〉※東、西
【横綱】大の里、豊昇龍
【大関】琴桜
【関脇】安青錦、王鵬
【小結】隆の勝、高安
【前頭1】伯桜鵬、若隆景
【前頭2】霧島、若元春
【前頭3】平戸海、宇良
【前頭4】玉鷲、欧勝馬
【前頭5】草野改め義ノ富士、正代
【前頭6】熱海富士、阿武剋
【前頭7】美ノ海、阿炎
【前頭8】一山本、金峰山
【前頭9】翠富士、翔猿
【前頭10】大栄翔、琴勝峰
【前頭11】獅司、狼雅
【前頭12】藤ノ川、友風
【前頭13】豪ノ山、御嶽海
【前頭14】竜電、時疾風
【前頭15】錦富士、湘南乃海
【前頭16】欧勝海、佐田の海
【前頭17】千代翔馬、朝紅龍
【前頭18】明生




